ジメジメした梅雨・夏にゼオライトの調湿で除湿効果はある?実際に有効な除湿対策は?

ライフハック

ジメジメしたこの時期、除湿について調べてみるとゼオライトという鉱物が有効という情報を見かけることもあるのではないでしょうか。

 

吸湿・調湿剤としてのゼオライトは、多孔質が湿気を吸収して湿度を一定保つ効果があり、床下に敷くなどの用途で販売、使用されています。

更にはゼオライトの多孔質性には匂いや空気中の有害物質などを吸着する効果もある上、価格も安価なため多くの用途で活用が期待できます。

ゼオライトの効果

そもそも調湿とは何かということなのですが、除湿が湿気を除去するという意味に対して、調湿は湿度を一定に保つという意味があります。

ちょっとわかりにくいかもしれませんが、ざっくりいうとゼオライトのような調湿効果のある物質は、除湿と加湿両方の能力があると言うことになります。

 

つまり、湿度100%のボックスに乾燥状態のゼオライト100g入れると湿度が80%になり、200g入れると60%になるとします。このボックスの空気を湿度0%の空気を送り込んだ場合、ゼオライトが保湿している範囲では湿度はそれぞれ80%、60%に維持されるという意味です。

もちろんゼオライトが湿気を持っていない状態になるとそれ以降は湿度は低下します。

 

このようにゼオライトには使用する量によって任意の湿度を維持できるという効果があります。

ゼオライトの実際の除湿・調湿効果

では実際にゼオライトが湿気対策に有効かという話ですが、結論としては状況に限定されるということになるかと思います。

 

どういうこととかというと、先の項目でお気づきの方もいるかと思いますが、調湿効果が完全に発揮されるのはあくまで密室環境である必要があります。

床下にゼオライトを敷いても、ゼオライトの吸湿効果を超えて無限に湿気が流れ込むため正直あまり効果は期待できません。ゼオライトの吸湿率が100%になった時点でそれ以降は何もしていないのと同じ状態ということですね。

 

ではなぜ床下にゼオライトを敷くのかというと、床下に風が通ることでゼオライトが乾き、ある程度除湿性能が維持されるためではないかと思います。

ただ、だとしても商品説明に書かれているような効果は先程挙げたような密室下での話であり、優位誤認の感は禁じえません。もし購入検討中でこの記事を読んでいるという方は商品説明からのイメージと実際の効果イメージが違うのではないでしょうか。

ゼオライトは無限に湿気を吸収するわけではありません。

 

そういう意味では、匂いなどの吸着の意味でも室内に置くほうがある程度有効性は期待できるかもしれません。

有効な除湿方法

それでは実際的に有効な除湿方法は何なのかということですが、エアコンがあれば除湿機能を使えば済む話なので今回はエアコンのない場所、取り付けできない場合などについて紹介していきたいと思います。

床下などの屋外を除湿したい場合

屋外の除湿の場合は基本的には防湿マットを敷いたり除湿機能のある建材を使うなど建築面での工夫が必要になります。とはいえ当然すでにある建物を今からどうにかしたいという場合は当然あるかと思います。

床下ファンを使う

床下の除湿について検索すると置き型除湿剤、活性炭、シリカゲルなどの吸湿剤がヒットする可と思いますが、これらはすべて先に説明したゼオライトと同じように吸湿に限度があるために無限に湿度が入ってくる場所ではあまり効果がありません。

こういった場所ではやはり換気を行うというのが一番です。

基本的には換気扇なので、電気代については24時間稼働しても数十円程度で除湿が必要な時期だけの稼働であれば負担は気になりません。また、ソーラーパネルを別途購入してと接続することで賄うこともできます。

部屋を除湿したい場合

除湿機を導入する

やはりいちばんわかりやすいのは除湿機を置くということになります。

 

ただし除湿機にはタンクがすぐにいっぱいになる、稼働によって室温が上がるなどのデメリットもあります。

スポットクーラーを使う

上記のような除湿機のデメリットから、オススメしたいのが以外にもコスパが高く有能なスポットクーラーです。

近年では低価格化も進み、機能性の高い除湿機より少し高いくらいの値段でスポットクーラーの購入が可能です。もちろん普通のクーラーと比べれば5分の1ほどの値段で、更には取り付け型と違い移動ができる上専用コンセントを必要としないのでどこでも使えます

さらに、除湿においては排水接続が可能なので、大きめのポリタンクを接続しておけば除湿機のように頻繁に水捨てをする必要もありません。

もちろんスポットとはいえクーラーとしても使えるので夏場の湿気対策ツールとしてはかなり有能なのではないでしょうか。

やっぱりゼオライトや活性炭などの置き型吸湿剤を使う

先の説明の通り室内などある程度密閉性のある場所ならばゼオライトも選択肢としてはアリです。何よりも値段が手軽なので導入しやすいのがメリットです。

 

特に取り換えが必要になる除湿剤より、おいておくだけでいいゼオライトなどの調湿剤がオススメ。ただし粉塵が舞うので、事前に水洗いをして不織布の袋に入れるなど準備は必要です。

 

我が家では不織布の袋に入れてカゴにしまってそのカゴを台替わりに使っているのですが、こういった置き方をすると邪魔にもならないので意外と悪くないです。

脱臭もしてくれて、最近では下のようにおしゃれなバッグに入ったものも売られているのでお気にいるのものを探してみてはいかがでしょうか。

湿気対策の除湿・調湿方法のまとめ

一番のオススメはスポットクーラー。

据付型のクーラーとは異なり専用コンセントが必要なので移動ができるというのが最大のポイントです。もちろん電源さえあれば倉庫での作業など屋外でも使用可能です。

 

ゼオライトなどの調湿剤は場所や環境に合わせてうまく使うことで効果を発揮でします。

こちらは同時に脱臭効果を期待できるという意味でも屋内で使う場合には有効な湿気対策と言えます。

 

置くだけの調湿剤か、高機能な電化製品を選ぶかは好みが分かれるかもしれませんが、自分にあった製品を見つけることで夏の暑さと湿気を対策して快適に夏を乗り切りましょう。

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